と印刷会社から思われたくないですよね。
以前、印刷会社のプリプレスで働いてたことがあって
印刷前のデータチェックやら色々やってた頃の話。
たまに驚くようなデータが入稿されてました。
RGBデータだったり、仕上がりサイズが意味不明だったり、
トンボ自体が無かったり、
トンボの外にやたらパーツを残したまんまだったり
トンボがスミ1色だったり、
明らかにカンプとデータが違ってたり、
リッチブラック400%だったり、
意図的かわからないオーバープリントや乗算。
特に怖かったのが白文字にオーバープリント設定してあるデータ。
文字消えますから。怖すぎるからそのデータ。
大体はデータをRIP処理する段階でアラートがでるのですが
納期ギリギリとか、バタついてると見落とされます。
それは印刷ミスではなく、データ不備です。
恥ずかしいし、刷り直しだし、納期も遅れます。
出力したプリンターは印刷ではないです。
印刷の仕組みを分かっていないデータだと、
印刷会社のオペレーターさんからしてみれば
このデザイナーってそんなもの?
こいつ大したこと無いなって思われてたりする。
特に駆け出しの新米デザイナーさんは要注意です。
で、すこしトラッピングについてのお話。
皆さんは出稿データにトラップかけていますか?
結構有名なデザイン事務所さんとか、
大手のシゴトをやってるとこなどは
きっちりトラップ処理されたデータで
入稿されてたりしてました。
最近はCTPが導入されたりで、
版ずれも少なくなっているけど
出稿先の印刷会社はトラップなど
処理してくれているでしょうか?
地方の印刷会社などは特に怪しいです。
ただでさえ価格が下落していて
そこまでできるかよってのが本音だと思います。
また、スミ100はご存知の通り
基本全てスミノセになります。
スミベタの下に何かオブジェクト残してませんか?
意外と残ってたりしてました。
印刷会社が処理してくれてないなら
大変不細工な刷り上がりになります。
私も駆け出しの頃やらかしてました。
ネットプリントも定着している今日
良く注意したほうがよさそうですね。
特色を使ったり、スミベタやリッチブラックに
文字をのせたりする場合は特に注意しましょう。
乗算とオーバープリントは似てますが別物です。
色も当然変わるので注意しましょう。
詳しくは検索してくださーい。
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